映画

レナードの朝

テレ東で昼にやっていたので見てしまった。昔、ちらと見たが、その時はまったく気にならなかったようで、多分きちんと見るのは始めてだ。恐ろしく身につまされる話だった。無論ぼくのはパーキンソン病ではないが、麻痺の出方などがリアルで、身につまされた…

誰も知らない

もちろん、子供達の自然な演技が際立っているが、母親役をYouにしたのが大正解だったのではないでしょうか?Youのもつ不思議なちゃらんぽらんさが良かった。あの役をあそこまで演じ切れたのは彼女だけだろう。あの特殊なちゃらんぽらんさだけが、アレだけ無…

ドッグヴィル

ラース・フォン・トリアー。いったい彼の人間不信はどこまで深いんだろう?もうサイコウだ。これを見て最後までヒトゴトだと思えるのは、白痴か救いようのない偽善者だけだろう。弱い人間に特有の醜さ、登場人物たちが予想通りに動く快感、攻守交替のカタル…

ジョゼと虎と魚たち

マナちゃんのオススメだったので見た。ストライクゾーンど真ん中。ジョゼみたいな車椅子の子がいたら是非一緒に遠乗りしたい。(笑)しかし最後に妻夫木が、ハラハラと泣くのはどうしても解せない。ああいう涙が流せる器用さが欲しい。 それにしてもジョゼ、…

お涙頂戴恋愛映画=女性向けアダルトビデオ論補足

僕がお涙頂戴恋愛映画は女性向けのアダルトビデオみたいなものだって言ったのは、どちらも人間の本能を悪戯に刺激するだけの存在なんじゃないかな?ってことです。アダルトビデオってものはご存知のとおり、ストーリーもテーマもへったくれもなく鑑賞者を興…

KILL BILL 1

今更KILL BILLを見る。タランティーノは大好きなのだが、これはなんとなくタイミングが合わなかったのと、日本での販促が鼻についたので(なんか黄と黒のトラックスーツをモチーフに、いろんなものを黄と黒で統一したりして、ね?お洒落でしょ?褒めて褒めて…

ビッグ・フィッシュ -ティム・バートン

とうとう見ることができた。期待通りの快作である。物語の復権、ストーリーテーリングの底力を見せ付けられる思いがした。事実を嗅ぎまわることにいったい何の価値があるというのか?こうあってほしい、こうあるといいなあという語り手の希望の中にこそ事実…

バートンバートンバートン!

ティム=バートンの新作、ビッグフィッシュがどうしても見たい、今すぐ見たい。ちきしょー病院脱出してやろうかな。

クドカンの弥次喜多in DEEPに期待すること。

ヤマモクさんをどう表現するのか?その点、すごく期待して待っている。あれを実写化したらいったいどうなるんだろう?

パッション THE PASSION OF THE CHRIST 補足

ネットで調べたところどうも件の映画のタイトルは「キッズ」だったようです。パッションは早見優が歌った同映画の主題歌でした、どうでもいいけど。ちなみにその時のお目当てだった同時上映はバックトゥザフューチャーだったようです。1985年、当時僕は12歳…

パッション THE PASSION OF THE CHRIST

期待しすぎていただけ肩透かしを食らったかな?拷問描写に力をいれるあまり他がおろそかになりすぎてる感あり。あれじゃイエス様たんなるマゾですがな。鞭打ちの傷から白い脂肪分が覗いていたり、と、そういう意味でのリアリティは抜群でした。まぁ点滴の針…

ドッペルゲンガー

このラストは読めなかった。ちょっとビックリした。この作品の作者は、きっと実生活で最近ちゃぶ台をひっくり返す快感(迷惑な快感だが)に目覚めたばかりに違いない。そうに違いない。 あと好感を持てたのが、ロボットを扱った話なのにまったくペダンティッ…

ラース・フォン・トリアー「イディオッツ」

佯狂、せこいユートピア、、、、うーん考えがまとまらない。時間が必要なのかもしれない。ラース・フォン・トリアー、只者ではなさそうだ。

」弥次喜多 in DEEP 期待の映画化

クドカン 人気漫画で初メガホン 「木更津キャッツアイ」「ゼブラーマン」などで知られる人気脚本家の宮藤官九郎(33)が、映画「真夜中の弥次さん喜多さん」で初監督に挑む。同名コミックなどをベースに、自ら脚色。弥次さんにはTOKIOの長瀬智也(25)…

人生は、時々晴れ

南ロンドンを舞台に繰り広げられる切ないホームドラマ。思わず、サリーキーに住んでた頃をありありと思い出してしまった。それぐらい南ロンドンの安っぽさ、陰鬱さを上手に映像にしていると思う。主人公の男はジョントラボルタを二倍に膨らまして齧歯目と掛…

ダンサー・イン・ザ・ダーク

久々に再鑑賞。最初に見たときはたしか字幕なしで見た為、今回はすごく新鮮だった(笑)ミュージカルは大概苦手だが、これは別。ミュージカルには悲劇が良く似合うと思う。劇団四季だのブロードウェイだののミュージカルの能天気なまでのポジティブシンキング…

ハリウッド★ホンコン

主演の東東って娘、むちゃむちゃ好みだなあ。こんな娘に翻弄されてみたい。 しかし、こういう教訓もへったくれもない素敵なお話を中国人がやってのける時代になったんですね、近頃の中国人の民度の高まりはめざましいものがあります。衣食足りて礼節を知ると…

マコーレイカルキン

人生やり直し? マコーレー・カルキン9年ぶりの映画 映画「ホーム・アローン」シリーズで天才子役の名をほしいままにした米俳優、マコーレー・カルキン(23)が18日、都内のホテルで、9年ぶりに出演した映画「パーティ・モンスター」(今春公開)のP…

アバウト☆シュミットを観る

アバウト・シュミット [DVD]出版社/メーカー: CCRE発売日: 2004/01/10メディア: DVD クリック: 54回この商品を含むブログ (128件) を見る いやー身につまされる話でした。老い、味気のない生活の恐怖、、良心を持たない(けれども極悪ってわけでもない)人間…