老醜

孤独な死

20年前?の白骨遺体=解体アパートで発見−東京・池袋 東京都豊島区池袋で解体作業中のアパートから、男性の白骨遺体が見つかっていたことが9日、分かった。遺体や室内の状況から、約20年前に死亡し、気付かれないままだったとみられる。 池袋署の調べに…

例のさびしい爺さんのその後

例のさびしい爺さんは、僕が怒鳴り込んでからというもの朝はきっちり静かになったものの、一日中テレビを見ては、舌打ちと「バカヤロー」という合いの手を入れていて、うるさくてかなわない。驚くべきことに、爺さんのリアクションは忠実にこの二つに限られ…

うるさい黙れ爺さんの正体

名も知らぬ。入院時に付き添ってきた爺さんの兄妹を名乗る婆さんによると独り者らしい。笑っちゃいけない、明日は我が身かもしれないじゃあないか。 前々彼女とつきあっていた時分、彼女が「この世で一番つらいのは飢えと孤独だ」と正しくも言ったのを鼻で笑…

たぶん世界一孤独な死

身元不明のままミイラ火葬 大阪駅前に放置2カ月 大阪市北区のJR大阪駅前で昨年12月4日、ミイラ化した遺体で見つかった男性の身元は、24日までの曽根崎署の調べでも分からず、身寄りのないホームレスの可能性が高い。 既に市が火葬し、遺骨は他の身元…

子曰、年四十而見惡焉、其終也已、(子の曰わく、年四十にして惡まるるは、其れ終わらんのみ。)−孔子

先生が言われた、「年が四十になっても憎まれるのでは、まぁお終いだろうね。」 あと十年か、嫌な予言だ、、ブルブル。頑張ろう。

父のPHSから着信が、、、

父のPHSから電話があった。とりあえず出なかった。前回かけて来たのは去年の年末。ただしそのときかけて来たのは父ではなかった、父のPHSをいたずらした飲み屋の女からであった。父は月二万円のおこずかいを工面してそこで遊んでいるらしい。(父はそ…

老醜。肉体ほどには衰えぬ醜い欲望がおこす喜劇。

本日の写真は、群馬県某所にあるサザエ堂という、一風変わったお寺の境内で撮影したものである。この寺院のこと自体は後日また改めて紹介するかもしれない、が、今回の主役はこの奇妙なカンバンなのである。境内には幾本かの立派なイチョウがあり、それぞれ…

アバウト☆シュミットを観る

アバウト・シュミット [DVD]出版社/メーカー: CCRE発売日: 2004/01/10メディア: DVD クリック: 54回この商品を含むブログ (128件) を見る いやー身につまされる話でした。老い、味気のない生活の恐怖、、良心を持たない(けれども極悪ってわけでもない)人間…