2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

階段の恐怖

とうとう今日から食堂への移動を歩行でおこないはじめた。生活の中に訓練が組み込まれるのはなんだかうれしい。怪我が無いように細心の注意をする。 更に、今日は階段の下りに挑戦してみた。あんな恐怖を日常に感じたのは久しぶりだった。正直南アフリカでス…

猛獣注意

ハムスターにかまれ死亡 アレルギーでぜんそく誘発 埼玉県に住む40代の男性が今年2月、飼っていたハムスターに指をかまれた直後に意識不明となり、搬送先の病院で死亡していたことが27日までに分かった。傷口からハムスターの唾液(だえき)が体内に入…

僕の言語機能は生まれ変わろうとしているんじゃないだろうか?

一度かちっと出来上がってしまった言語体系を修復するためには変体を要する。混沌としたサナギ期。繭の中はドロドロ。そのような再編成手順を踏んだ上で、変体がおこなわれるのでは?

しゃべることと、しゃべっているフリの違いについて。

これは英語を学習しているときに気がついたことなのだが、語学学習の初期段階にはある種のオウム返し期と呼ぶべき期間がある。この時期は、一見流暢に受け答えしていても、実際は心ここにあらずで、あまり上達はしていない。

リハビリ病院におけるコミュニケーションに関する考察

リハビリ病院には必然的に何らかの障害を負った患者が集められている。したがって多くの場合はコミュニケーションをとるのに苦労を要する。声の出ない者もいれば、声は出るが言語障害があるもの、左右がわからなくなっているものなど、(僕のことだ)多士済…

足は?

気合を入れていれば立っていられるぐらいにはなった。装具(ギプスのようなもの)を補助に使いながらなら少し歩けるようになってきた。 足のイメージ、ホムンクルスのようなものがゆがんでいるようで、歩行中に足がうまくイメージできないのだ。鏡を見ながら…

つーか、最近のミギー

最近のミギーはなかなかやる。アッポーとばかりに故馬場正平ばりのチョップができるようになったのだ!これは今の僕には地味に大技だ。他の関節もひとつづつ動き出した。

窓の外

僕の病室から窓の外を見下ろすと山手通りが見える。そして新宿のビル群。なかなかの眺めだ。

近所のNさんが奥さんと二人で見舞に来てくれる

まぐろのお刺身までいただいてしまった。おいしく頂戴した。せっかく焼いていただいた君麻呂のCDはだが実はまだ聞いてない。話題がそちらにいかないかソワソワした。いそいで聞いとこうと思った。

大学時代の先輩Tが大阪から見舞いに来る。 

Tとの付き合いは長い。西荻楽園追放以降も僕の元に残った稀有な友人だ。彼は彼の携帯に保存してある一葉の(はたしてjpgは1葉って数えるのか?ぶんぶん)写真をみせてくれた。それは以前この日記にも記載したが、彼がこの前虎ノ門病院まで見舞いにきてくれ…

筋肉の収縮

さて、麻痺がはじまってから随分たってきた。少し歩けるようになってきたが、車椅子卒業まではまだまだだ。筋肉君たちは、それどころかむしろ意識して動かそうとするとどんどん緊張が(硬くなる)高まっていく。もどかしい。 この緊張って奴が曲者で、これが…

ご近所に住む父の高校時代の友人とその奥さん 

近所に住む父の高校時代の友人O氏とその奥さんが見舞いに来てくれる。O氏は洒脱な広告屋だ。アランドロンに倣って靴下を履かない。奥さんは実にお綺麗で感じの良い人だ。 楽しく話の弾んだ午後だったが、頭の回転が目に見えて落ちている。頻繁に噛む。気持ち…

母帰る

いつまでも世話になるわけにもいかないし、高知の実家にお帰りいただいた。この病院には洗濯機からなにからすべてついているし、もう、大概のことは自活可能なのだ。親不孝もほどほどにしないと、天国にいけなくなる。

ご近所に住む父の高校時代の友人

ご近所に住む父の高校時代の友人N氏が見舞いに来てくれた。因みにN氏は不動産屋を営んでいて、僕がいま住んでいる物件はN氏の紹介による。ところで今日はN氏、手土産に綾小路きみまろのCDを焼いて来てくれた、、、リアクションに困ったが善意はありがたく頂…

新入り来る

歳は僕と全く同じ。病気も全く同じ、(脳腫瘍)少し話してみたが、ちょっと闘病に疲れが出てきているって感じの無口な人だった。前向きな人だといいなあ。

ここでいいのか?

徐々に快方に向かっているものの、なんだろうこの不安は?どこかここ以外にすごいリハビリ施設があって、先生も皆経験豊かでずば抜けて優秀で、しかもそこには老人ばかりではなくて愉快な仲間達であふれていて毎日楽しく過ごしていたり、、、、、そんなこと…

電動歯ブラシ購入 

ドルツ音波振動 ハブラシEW1024を購入。今までゴシゴシ手で磨いていたのが馬鹿馬鹿しく思える。未だに手で磨いている原始人が他にもいたら是非敵の軍門に下るべし。

終末感

今週世間に漂っているこの終末感は、なにか本物くさい。台風、地震、テロ、いっかーん!貯めてたビックカメラのポイント使っとかなきゃだ。

月月火水木金金

ここにはお休みと言うものがない。

恩人F夫人が見舞いに

僕が女子医科大学病院で手術をうける際にご助力下さったF夫人が見舞いに来て下さった。母が通っていた英会話学校のクラスメイトだったのだ。人生何が幸いするかわかったものではない。これを縁とよぶのだろう。 F夫人はフワフワしたご夫人でいかにもお嬢様…

i君が見舞いに

また突然ぶらりとやって来た。少し太っていた。小動物も冬篭りの準備に余念がないようだ。天高く馬肥ゆる秋。

ドッグヴィル

ラース・フォン・トリアー。いったい彼の人間不信はどこまで深いんだろう?もうサイコウだ。これを見て最後までヒトゴトだと思えるのは、白痴か救いようのない偽善者だけだろう。弱い人間に特有の醜さ、登場人物たちが予想通りに動く快感、攻守交替のカタル…

妹のこと。

妹と僕は長年そりがあわず、口をききだしたのはホンのここ数年のことだ。ちなみに彼女は専門学校で服飾を学んでいたが、授業中に業務用ミシンのそばでタバコを吸っていて引火させてしまい学校を首になり、それ以来フリーターをしている。パチンコ屋暦は長い…

日記消失

おとといの日記が跡形も無く消えてしまった。サーバトラブルか、はたまた操作ミスか?

大阪から妹が見舞いにくる。

生き別れ(おおげさ)の妹が見舞いに来てくれた。祖母の葬式以来だから随分ご無沙汰だ。腫瘍で入院したタイミングで一度、妹のほうから上京しようか?とのオファーがあったのだが、照れくさいので断っていたのだ。もうちょっと素直に生きていこうかなと反省。