ドッペルゲンガー

このラストは読めなかった。ちょっとビックリした。この作品の作者は、きっと実生活で最近ちゃぶ台をひっくり返す快感(迷惑な快感だが)に目覚めたばかりに違いない。そうに違いない。
あと好感を持てたのが、ロボットを扱った話なのにまったくペダンティック(衒学主義的)なところが無かったところ。以上2点を総合すると男前な映画、と言えるかもしれない。(言えないかもしれない)しっかしとにかく金のかかっていない映画だ。それは間違いない。
ちなみにヒロインとして登場する永作博美が、昨日結婚した知人のAちゃんに似ていたので画面に出るなり爆笑してしまった。二人はそっくりなんじゃなくて、なんというか形而上的に似ているのだ。説明しにくいが。ちょうど村上春樹フットボールアワーの岩尾が似ているってのと同じに若干悪意的に、いや説明になってないな、忘れてください。