2004-01-01から1年間の記事一覧

マナちゃんが見舞いに来る。

マナちゃんとは会っているほうだが、それでも考えてみたら四ヶ月ぶりくらいだ。マナちゃん、とうとう家業をつぐ準備に入ってるようだ。マナちゃんの家は厨房システムの設計を生業にしている。 スタンド使いはスタンド使いに惹かれあうように、(ジョジョの奇…

最近のミギーは、ペットボトルの蓋くらいなら開けられるようになった。

身障者手帳ゲット

申請していた身障者手帳が晴れて(?)受理された。なんかまだ細かいことは良くわからないが一級らしい。まあ左右もわからないし、ご飯が五品くらいあるとどれからたべていいのか途方にくれたりするんだから当然だろう。早く人間になりたい。

髭同盟崩壊

E君は退院(外来で遊びに来るけど)Mさんは剃ってしまった。ちからいっぱい拗ねてみせたが彼の気は変わらなかった(笑)残念、でも彼の心にはまだ髭が生えているはずだ、、、、僕は何を言ってるんだろう?

E君が退院していってしまった。

蟹バサミをかける相手が居なくなってしまった。

隣の韓国人

隣室に入院するKさんはなかなかの快男子ぶりで、裏表のないその人柄と危険な発言がハラハラと楽しい人だ。焼肉店を経営する彼は根っからの商人で、その逞しい商魂や功利主義は小気味よいし、しばしばコミカルですらある。 そんな彼は脳梗塞の後遺症でここに…

近況

同室の青年がそろそろ退院していく。元自衛官の彼は歳の割りに、そしてバツイチの割りには幼さの残る無邪気な好青年だ。もう一人の同室者は営業マンで、もとラガーマン。みんなで髭をはやしているのでこの部屋は髭部屋と呼ばれている。楽しくやっている。

痴に到る病

面倒くさいという理由で多くのアイデアは闇に消えていく。

このBlogについて

じつはこのBlogの存在が一部病院内にばれていて、少々身動きが取りずらい昨今。初台リハビリテーション病院でGoogle検索すると一発でヒットするんだから無理もないわけだが、、、馬鹿丸出しだ。いつのまにか、あたりさわりの無いことしか書けなくなってしま…

i君が見舞いに来る。

相変わらず突然やってきた。僕が歩けるようになっているので少々驚いていた様子だった。

一時帰宅&女子医訪問

定期診察の為に訪れる。帰宅後久々に酒を飲む。ちっとも美味しくなく、悲しい気持ちになる。

三節棍

僕の記憶が確かなら、中国には三節棍という武器がある。僕の足は今三節棍のような状態になっている。臍下丹田に(へその下あたり)ちからを込めていれば立っていられるが、抜くとへなへなと崩れてしまうのだ。したがって歩くときは一歩一歩気合を込めて、着…

杖を使っての歩行が許可された。

昨日からとうとう本格的に、病院内を杖だけで移動してもよいとの許可が出た。(杖+装具)ただし、万歩計を持たされて一日3,000歩までに制限されている。まだ足に充分な筋肉が戻ってないので、この状態でオーバーワークするとかえって変な癖がつきかねないの…

筋肉のお勉強

担当の作業療法士から貸してもらった下記の本を見て筋肉のお勉強。この本は筋肉の図鑑だ。ただ漠然と動けと念じてばかりいるのも芸が無いので試してみたらこれが大正解。やはり対象の姿がイメージできたほうが祈りにも力がこもる。オカルトと科学を適当にチ…

階段の恐怖

とうとう今日から食堂への移動を歩行でおこないはじめた。生活の中に訓練が組み込まれるのはなんだかうれしい。怪我が無いように細心の注意をする。 更に、今日は階段の下りに挑戦してみた。あんな恐怖を日常に感じたのは久しぶりだった。正直南アフリカでス…

猛獣注意

ハムスターにかまれ死亡 アレルギーでぜんそく誘発 埼玉県に住む40代の男性が今年2月、飼っていたハムスターに指をかまれた直後に意識不明となり、搬送先の病院で死亡していたことが27日までに分かった。傷口からハムスターの唾液(だえき)が体内に入…

僕の言語機能は生まれ変わろうとしているんじゃないだろうか?

一度かちっと出来上がってしまった言語体系を修復するためには変体を要する。混沌としたサナギ期。繭の中はドロドロ。そのような再編成手順を踏んだ上で、変体がおこなわれるのでは?

しゃべることと、しゃべっているフリの違いについて。

これは英語を学習しているときに気がついたことなのだが、語学学習の初期段階にはある種のオウム返し期と呼ぶべき期間がある。この時期は、一見流暢に受け答えしていても、実際は心ここにあらずで、あまり上達はしていない。

リハビリ病院におけるコミュニケーションに関する考察

リハビリ病院には必然的に何らかの障害を負った患者が集められている。したがって多くの場合はコミュニケーションをとるのに苦労を要する。声の出ない者もいれば、声は出るが言語障害があるもの、左右がわからなくなっているものなど、(僕のことだ)多士済…

足は?

気合を入れていれば立っていられるぐらいにはなった。装具(ギプスのようなもの)を補助に使いながらなら少し歩けるようになってきた。 足のイメージ、ホムンクルスのようなものがゆがんでいるようで、歩行中に足がうまくイメージできないのだ。鏡を見ながら…

つーか、最近のミギー

最近のミギーはなかなかやる。アッポーとばかりに故馬場正平ばりのチョップができるようになったのだ!これは今の僕には地味に大技だ。他の関節もひとつづつ動き出した。

窓の外

僕の病室から窓の外を見下ろすと山手通りが見える。そして新宿のビル群。なかなかの眺めだ。

近所のNさんが奥さんと二人で見舞に来てくれる

まぐろのお刺身までいただいてしまった。おいしく頂戴した。せっかく焼いていただいた君麻呂のCDはだが実はまだ聞いてない。話題がそちらにいかないかソワソワした。いそいで聞いとこうと思った。

大学時代の先輩Tが大阪から見舞いに来る。 

Tとの付き合いは長い。西荻楽園追放以降も僕の元に残った稀有な友人だ。彼は彼の携帯に保存してある一葉の(はたしてjpgは1葉って数えるのか?ぶんぶん)写真をみせてくれた。それは以前この日記にも記載したが、彼がこの前虎ノ門病院まで見舞いにきてくれ…

筋肉の収縮

さて、麻痺がはじまってから随分たってきた。少し歩けるようになってきたが、車椅子卒業まではまだまだだ。筋肉君たちは、それどころかむしろ意識して動かそうとするとどんどん緊張が(硬くなる)高まっていく。もどかしい。 この緊張って奴が曲者で、これが…

ご近所に住む父の高校時代の友人とその奥さん 

近所に住む父の高校時代の友人O氏とその奥さんが見舞いに来てくれる。O氏は洒脱な広告屋だ。アランドロンに倣って靴下を履かない。奥さんは実にお綺麗で感じの良い人だ。 楽しく話の弾んだ午後だったが、頭の回転が目に見えて落ちている。頻繁に噛む。気持ち…

母帰る

いつまでも世話になるわけにもいかないし、高知の実家にお帰りいただいた。この病院には洗濯機からなにからすべてついているし、もう、大概のことは自活可能なのだ。親不孝もほどほどにしないと、天国にいけなくなる。

ご近所に住む父の高校時代の友人

ご近所に住む父の高校時代の友人N氏が見舞いに来てくれた。因みにN氏は不動産屋を営んでいて、僕がいま住んでいる物件はN氏の紹介による。ところで今日はN氏、手土産に綾小路きみまろのCDを焼いて来てくれた、、、リアクションに困ったが善意はありがたく頂…

新入り来る

歳は僕と全く同じ。病気も全く同じ、(脳腫瘍)少し話してみたが、ちょっと闘病に疲れが出てきているって感じの無口な人だった。前向きな人だといいなあ。

ここでいいのか?

徐々に快方に向かっているものの、なんだろうこの不安は?どこかここ以外にすごいリハビリ施設があって、先生も皆経験豊かでずば抜けて優秀で、しかもそこには老人ばかりではなくて愉快な仲間達であふれていて毎日楽しく過ごしていたり、、、、、そんなこと…