捨てる神あれば拾う神あり

「高遠さんは英雄」 アメリカで同情の声高まる
 イラクで解放された日本人の人質に対する自己責任論について、アメリカでは、むしろ同情を示す形で大きく報じられています。高遠さんに2000ドルの小切手を差し出す人まで現れました。
ニューヨークタイムズは23日、一面でこれを報じました。人質の家族に嫌がらせの手紙が届いたことや、政府・与党から自己責任を問う声が噴出していることを伝えています。こうした現象の背景には、「お上にたてつくことを罪とする日本人の体質がある」と記事は解説しています。日本政府が、もと人質に航空運賃を請求するという報道を見て、ワシントンの日本大使館に抗議の手紙を送った人もいます。ボストン郊外に住むジェンキンズさんは、大使あての手紙に「怒りを感じる」と書いたうえで、高遠さん分の航空運賃として、2000ドル、約22万円の小切手を同封しました。
 小切手を送ったジェンキンズさん:「ショックだったし、怒りを感じた。アメリカなら英雄扱いなのに」
 多くの兵士、ジャーナリスト、そして民間人を送り込んでいるアメリカとしては、なぜ人質に捕られた被害者が責められるのか理解できないというのが本音のようです

さあ面白くなってきたぞ。偽善者対偽悪者の綱引き大会みたいになってきましたが、当人はどんな心境なんでしょうか?気になるところです。