登亭

下記の「太陽にほえろのブルース刑事の店」のすぐ近所にあった汚い定食屋。(この付近のお店は押しなべて汚らしく、知人はここら一帯を小亜細亜と呼んでいた。)六畳未満の狭い店内に8脚ほどのカウンターがあるだけの小さな定食屋。70がらみのおっさんが奥さんと二人で切り盛りしていた。屋号がノボル亭なので勝手にノボルさんってことにしてある。
メインは揚げ物で、ランチを頼むと、オヤジがアドリブで適当に揚げ物やハンバーグなどを中心に豪快に3〜4品ほど盛り付けてくれる。お勧めはチキンサラダを中心とした盛り合わせ。ボリュームが凄くて女性客はほとんど見たことない。この店に来る女性客は当時僕が付き合っていた大食漢のホステスぐらいのもんだと思う。そのホステスとのイザコザがもとであの街を追われて、はや2年が経つ。ノボルさんは元気にやってるのだろうか?無職だった当時、僕はよくノボルさんからお説教された。
今は一応まじめに働いてますよ、ノボルさん。