支那麺竹子

http://www5a.biglobe.ne.jp/~tacky/rdb/rdb-877-takeko.htm
 帰りにこの店で「酸らあ麺」を食べる。ちょっと似たものが浮かばない味で、タンタン麺に酢と柚子をいれたのだろうか?かなりうまかった。最近気が付くと酸っぱいものばかり食べている。(もずく酢とか酢をたくさんかけた揚げ皿蕎麦とか)妊娠したのかもしれない。腫瘍の中から「おぎゃー」とかって出てきたら、蹴り殺してやろうと思う。

さようならスキューバダイビング

 今日、またひとつ嫌な宣告をされた。とりあえず僕はもうスキューバダイビングができない体になってしまっているようなのだ。
 以前にも言ったかも知れないが、脳を少しでもいじれば、あるいは腫瘍のような異物が脳内にあれば、そこには常に癲癇(てんかん)の危険性がある。この癲癇って奴が曲者で、これを患っている以上、いつ発作があってもおかしくないわけだ。僕の場合は可能性自体はそんなに高くはないが、今の時点でも癲癇の可能性はあり、だからデパケンと言う抗癲癇薬を飲んで備えている。しかしこの薬も効果は必ずしも完全ではない。が、まあ確率的にはそんなに高いものではないのでエイヤアと目をつむれば今ならスキューバはできないこともない。
 問題は手術後である。手術をおこなうということは、脳内を深く掘り進むわけで、後遺症として癲癇の可能性は飛躍的に上がるだろう。だから僕はあんなにも手術以外の方策探しに固執したのだ。ヨガまでやって。ヨガで脳腫瘍を治そうなんてのは、もう客観的に見て頭おかしいとしか思えない。実際に10日ほどやってみてなかなかいいものだとは認識したが、いまのところ、とても命を預ける選択肢にはなりえない感触だ。
 そして今日、もう少しまともな方の作戦(遺伝子治療)も可能性を絶たれた。こうなると、もうおとなしく頭を開いて、おとなしくスキューバとはおさらばするしかなさそうだ。ここのところかなり精力的に励み、ライセンスもレスキューまで上げてきたスキューバの道が絶たれたわけだ。またなんか他のもの探せば?ってなことを神様はおっしゃってるのかもしれない。勘弁してくれよ。

セカンドオピニオンを求めて東大病院を訪問

 朝一で本郷の東大病院を訪れる。僕は昔からタクシーが嫌いであまり乗らないのだが、どういうわけか病院に行く時とホテル(ラブホテルにあらず)に行くときは短い距離でもタクシーをつかってしまう。今日も最寄のJR御茶ノ水駅からタクシー。タクシーの運ちゃんに(運ちゃんって差別語かな?)「東京大学病院までお願い」っていうと、運ちゃんキョトンとしていた。常々不思議に思っているんだけど東京大学だけはみんな必ずどんな場合でも「東大」って呼ぶ。だからピンとこなかったらしい。別にどうでもいいんだけど。
 この病院を訪れたのは他でもない、遺伝子治療などに代表する開頭手術以外のなにか新しい手術、あるいは内科的な技術の情報がないかを探りに来たのだ。で、結果を先に言うと無かった。正確に言えばまだ無かった。ウイルス療法や遺伝子治療はまだ研究段階で日本では認可が下りていないのだ。まあそこまでは実はだいたいわかっていたのだが、今回僕がここを訪れたのは、近い将来(例えば数ヶ月内)に実用化される目処はないのかということを確認するためだった。つまりリスクを覚悟した上で実験台的にでもいいから新技術を適用してもらえないか相談にきたのだ。(馬鹿みたいな話だが本人はいたって真面目だ)
 先生のお話に寄ると新技術の実験台として選ばれるのは、必ずすでに何らかの手術をおこなっていて駄目だった患者に限られるようである。なるほど理屈だ。先生、今日の午前はたまたま暇だったようでたっぷり90分ほどお話をうかがうことができた。感謝。