鍼術が脳に影響、痛みを麻痺させる効果を確認

鍼術が脳に影響、痛みを麻痺させる効果を確認
BBC/Independent】この度行われた研究によれば、鍼術によって脳が非活性化させられる効果が発見されたとのこと。実験では、鍼術を施した被験者の脳をMRIスキャンし、そこで実際に鍼術が脳に作用している事が明らかにされたという。またこの発見はこれまで中国を中心にたびたび行われる、薬物麻酔を用いない切開手術を説明する手がかりとなる。また今回の研究では、鍼術によって実際に脳の辺縁系=痛みを認識する部位が非活性化されることが発見され、如何にして鍼術が鎮痛効果を持つのかを明らかにすることが期待されている。