不幸な事故

遊具施設から転落、両足不自由の男性死亡…東京・台場

 18日午後1時ごろ、東京都港区台場1の屋内大型娯楽施設「東京ジョイポリス」で、「ビバ!スカイダイビング」という遊具に乗っていた石川県内灘町宮坂、無職坪内潤一さん(30)が、高さ約5メートル付近から転落、胸などを強く打って約1時間30分後に死亡した。この遊具に乗る客は、肩と腰を安全バーとシートベルトでそれぞれ固定することになっているが、坪内さんは胴回りが大きくシートベルトを装着できなかった。

 警視庁捜査1課と東京水上署は、業務上過失致死事件として当時の詳しい状況を調べている。

 東京ジョイポリスを運営する大手ゲームメーカー「セガ」によると、事故があった遊具は、床と高さ約9メートルの間を座席を上下させながら、周囲のスクリーンに高度1万メートルから見える映像を映し出したり、下から強い風をあてたりすることで、客にスカイダイビングを疑似体験させるというもの。6人が横1列に座る座席を60度に前傾させたまま、上下に動かす。

 捜査1課の調べによると、坪内さんが座席に着いた際にシートベルトが届かなかったため、男性アルバイトが責任者に無線機で問い合わせたところ、責任者は安全バーだけで大丈夫と答えたという。

 坪内さんは両足が不自由だったことから、同課では、座席が前傾した際に足で踏ん張ることができず、安全バーを体が通り抜けて滑り落ちた可能性があるとみている。坪内さんは交通事故に遭って両足が不自由となり、同施設にはヘルパー2人と遊びに来ていた。


あれ乗ったことあるけど、下肢麻痺でよくアレに乗る気になったなあと思う。世の大半のものは、なんだかんだ言っても健常者を想定して設計されている。気をつけねば、、