偏食でもいいでしょ

ジャムサンドしか食べない英の少年
 ジャムサンドイッチやチョコレートケーキしか食べずに、15歳に成長した イギリスの少年が 話題となっています。
 クレイグ・ フラットマンくんは15歳。学校の給食は一切口にせず、 家から持ってきた ジャムサンドイッチを 食べ続けています。
 極端な偏食のクレイグくんは、この11年間ジャムサンド、 チョコレートのシリアル、 そしてチョコレートケーキの3種類の食べ物だけしか食べずに 成長してきました。
 朝食はチョコレートのシリアル、昼と夜はジャムサンド、これを牛乳で流し込むというのが 毎日のメニューです。
「4歳のときからです。先生は他のものを食べさせようとしましたが、ダメでした」(クレイグ・フラットマンくん)
 両親も色々試みましたがすべて失敗し、病院で偏食を治そうとした際は、他のものを食べたとたんに具合が悪くなってしまったと言うことです。
 「外食に行くときは必ず『ジャムサンドはあるか』と尋ね、無いときはチョコレートケーキを食べさせます」(父親のアラン・フラットマンさん)
 医者は、このような食生活は 薦められないと 警告していますが、クレイグくんは 身長185センチ、 体重70キロで 極めて健康だということで、両親も息子の 食生活の改善をあきらめたと いうことです。
 

 ちなみに、何でも食べることが美徳とされていることのほうが良くわからない。何でも食べるってのはある意味貪欲をも意味するわけだし、美徳でもなんでもない。それをあざ笑うような彼の存在はまったく小気味がいい。
 そもそも、誰だってイギリスに生まれていたらあまり食に対して積極的にはならないんじゃないかな?だってホントにまずかったから、何を食っても。
 かく言う僕は食べ物の好き嫌いが完全にまったくないが、別にそれを誇りには思っていない、酒にも強いが良いことなんか、ちっともない。エンゲル係数が高くなって困るだけだ。より少ない種類のもの、より少ない量で満足できることのほうが大切だと思う。知足。