永遠も半ばを過ぎて、、

「愛の鍵」3600個撤去へ 神戸のヴィーナスブリッジ
 神戸市街の夜景を一望できるデートスポット、神戸市中央区の諏訪山公園「ヴィーナスブリッジ」。訪れたカップルが手すりや防護さくの格子などに南京錠をかけ、いつしか永遠の愛を誓う場に。恋人同士の愛の儀式としても定着し、取り付けられた錠前の数、今や三千六百個。そのおびただしい数に景観面での苦情も相次ぎ、神戸市は錠前を撤去する方針を決めた。同市は「受け皿」として、新たに鍵かけ用のモニュメントを設ける。
 同ブリッジは公園内の歩道橋として、一九七一年完成。南京錠は二〇〇〇年五月には、円形の踊り場部分を中心に六十個を確認。雑誌やラジオでも紹介され、この半年間で約千個増えたという。
 錠前は大きさもまちまちで、カップルの名前などが書かれ、神社の木の枝などに結ぶおみくじのように取り付けられている。多くは変色し、一部は腐食。塗装がはげ落ちた防護さくの塗り替えもできない状態という。
 同公園を管理する神戸市の計画では、展望広場の一部を「ヴィーナステラス」として整備し、二千―三千個の鍵がかけられる複数の鉄棒を通したモニュメントをつくる。今年末の完成後は、同ブリッジには鍵をかけないように誘導する。
 以前の錠前は、事前に広報し、一定期間を置いた上ですべて撤去する方針。同市は「心苦しいが、錠前は切断して取り外すことになる」としている。
 かつて「永遠の愛」に鍵をかけたはずのカップルの抗議も予想されるが、同市は「鍵をかけた気持ちは大切にしたい。撤去後の錠前の処分については、意見を聞いて対応したい」としている。

今まで永遠に続くと思われていた様様なことが今その限界を見せ始めている。(別れたカップルは、ちゃんとはずしに来ることってルールを作れば、、いや、嘘です)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0223ke15040.html