希望の光

脳に注入する薬物開発、脳腫瘍治療などに応用

がん治療に使われるドキソルビシンという抗がん剤がある。

しかしこの抗がん剤は脳腫瘍治療にはほとんど使わない。脳の中では異物が入ることができないようにする血脳障壁という厳しいガードにはばまれ、薬物が入りにくいからだ。
浦項(ポハン)工科大学化学学科チョン・スンギ教授チームはドキソルビシンのように薬効は良いが薬物が脳に入っていくことができない点をクリアできる薬物伝達剤を開発したと6日、発表した。

これにより脳腫瘍治療効果を上げることができるものとみられる。研究成果は最近、ドイツ化学学会電子版に掲載された。

研究チームの作った薬物伝達剤は薬物を運び、患部に届く荷車の役割をし、体の中にある糖質の化学結合構造の骨格に新しい物質を結合させて細胞浸透力を高めた。細胞が薬物伝達剤と薬物を丸ごと包んだものを飲みこめるようにしたというのが研究チームの説明だ。これはウィルスが細胞膜の中に入り込む原理に似ている。マウスを利用して薬物伝達剤の効果を実験した結果、ドキソルビシンが脳の中によく吸収されていたことを確認した。

脳に吸収されない抗がん剤タキソールもこの薬物伝達剤で注入すれば脳腫瘍治療にも応用できるものと研究チームは見ている。

韓国ってところが恐ろしく眉唾だが、、、