手厚い対応

<ゴリラ>手話で「歯が痛い」 米加州で治療受ける

 【ロサンゼルス國枝すみれ】カリフォルニア州ウッドサイドで、ローランドゴリラが手話で「歯が痛い」と訴え、虫歯の治療を受けた。AP通信が8日、報じた。 雌ゴリラの「ココ」は33歳。約1カ月前から、手話で痛みを意味するジェスチャーと口を指さすしぐさを繰りかえし始めた。飼育員がココに痛みのひどさを表すチャートを渡すと、「最も痛い」を意味する「10」を指した。3人の歯医者を含む12人の専門家が招かれ、ココの全身を検診し、問題の虫歯を抜いた。
 ゴリラの知能を研究するゴリラ基金で飼育されたココは、1歳のときから手話を学び始め、約1000の手話サインを習得した。英語も約2000語のボキャブラリーがあり、話すことはできないが、言われたことは理解できるという。
 麻酔をかけられる前、ココは専門家たちとの面会を要求。赤い服を着た女性医師に「もっと近くに来て」と手話で話しかけ、女性が名刺を差し出すと、むしゃむしゃ食べたという

虫歯は痛いからねえ。さぞ嬉しかったことでしょう、ゴリラ君。しかしなにか不思議なNewsですね、これ。