玄人衆のボヤキ

比例候補「めちゃくちゃ」 野中元幹事長が自民批判


 野中広務自民党幹事長は19日、TBSの対談番組の収録で、自民党参院選比例代表の顔触れについて「票になることを何でもやろうとしており、めちゃくちゃだ」と述べ、無党派層を狙った有名人や竹中平蔵金融・経財相の擁立を批判した。後藤田正晴官房長官は同じ番組で竹中氏の出馬を「やはり野に置けレンゲソウという言葉もある。当選しても使い捨てにされる」と述べた。
 イラク主権移譲後に編成される多国籍軍への自衛隊参加をめぐり、後藤田氏は「イラク復興支援特別措置法を改正すべきだった。国会での議論もなく、国民に対する説明責任を全く忘れている」、野中氏も「後から理屈をつけてほころびを直している」と、そろって政府の対応に異論を唱えた。

 やはり野に置けレンゲソウ。さすがにうまいことを言うなあ、これこそ教養ってもんだと関心。しかし後藤田氏にしろ野中氏にしろ、今の彼らを見ていると、つい思い出すものがある。それは、棒聴即リー全ツッパのくせに裏ドラが乗りまくるノリノリのド素人と麻雀を打ち、まったく勝てないでいることにブツブツ文句をいう腕自慢の雀士だ。カッコ悪い。