透明蛸  

透きとおったタコ、深海から迷い出る? 静岡・沼津
 深海にすむ透明なイイジマフクロダコが静岡県沼津市の大瀬崎沿岸に現れ、地元のダイビングインストラクター栗原友彦さん(36)がカメラに収めた。体長3センチほどの若い個体。これまでは、調査船が深海で網を引いた際にかかったことがある程度。深海からわき上がる潮の流れに乗って、偶然現れたらしい。
 1月中旬、深さ1メートルほどを1匹だけで漂っていた。写真から、東京海洋大の土屋光太郎助教授(軟体動物学)が鑑定した。このタコの生態はほとんど知られておらず、「海中の生きた姿をとらえた写真は、おそらく世界初」と言う。
 世界の温・熱帯域の深海に分布し、ハワイ沖では主に水深1000メートル前後に生息している。深海をクラゲのように漂い、成長すると体長20センチを超える。体のほとんどが水分で、海面近くでも生息できる。
 海底をはい回る普通のタコに比べ、腕は極めて短い。泳ぐ力が弱いため、背景に溶け込みやすい透明な体は、身を守るのに役立っているらしい。

http://www.asahi.com/science/update/0326/001.html

しまった見逃した!まだいるといいが、、、